頭痛・吐き気・食欲不振・・・入院で救われる

女性50代 -白いぬのお母さんさん


20代後半に、自律神経失調症を患いました。
ある5月の連休が終わってから、突然起こりました。
最初は、なんだかよくわからない頭痛がして、起き上がると吐き気が襲ってくるのです。
当時、よく通っていた鍼灸院にいってハリの治療をしてまらいました。
その時は、よく女性にありがちなホルモンのバランスが崩れたのでしょうといわれました。

鍼治療をしてもらった後は、頭痛の症状も吐き気も治まって帰ったのですが、
そのあと数時間後には、また、頭痛と吐き気が襲ってきて
横になって寝ているしかありませんでした。


次の日には、近くの総合病院の内科にかかりました。
昼近くに行ったので、午前中の診療には間に合わず、午後に回されてしまいましたが、
この間も頭痛がして調子が悪く、待合室で横になっていたら、
看護師さんが毛布を持ってきて、様子をうかがってくれました。

診察してから、血液検査、頭痛がするというのでその日のうちにCT検査もしましたが、
何も異常はなく、吐き気止めを少し出してもらいました。
その症状を実家の母が聞きつけ、行った病院にわざわざ子供の頃に、
「無菌性髄膜炎」を患ったという話をしたみたいで、3日後に通院した時は、
その検査が待っていました。

とても痛い検査でした。子供の時には痛いとは感じなかった検査です。
けれども、その検査でも異常はなく、先生に
「自律神経失調から来る、症状でしょう」と言われました。


その時は、特に血圧が、上は90そこそこ、下は50を切るほどだったので、
看護師さんや、先生も頭をかしげていました。
血圧が低すぎるために頭痛が起こっているという事でした。

確かに、もう夏にならうというのに、体温が上がらず、
曇っている日はとても寒く感じて5月中旬でもストーブをつけて暖をとりました。
食欲もなく、食べれるのはヨーグルト程度で、他の物を食べると吐いてしまいました。
10日後に診察に行くと、症状の改善がないので先生が、
「いまのままだと、体も大変だし栄養不足になりそうだから、入院して様子を看ましょう」
と、言ってくれました。

これと言って、治療する方法はないけれども、一人暮らしなら状態が悪くなる一方だと、
担当の先生は判断されたようです。とてもありがたい事でした。


入院しても、食欲はなく食べると吐いてしまい、頭を上げると頭痛がするを繰り返していました。
それでも、同室の年配のご婦人が、
「何が何でも食事はしないとだめ。格好を気にしていないで、寝たままだったら
頭痛がしないのなら、その格好で、食事をしなさい」
と、言ってくれました。

不思議と、寝たままで食べる事をするようになって、食欲が戻ってくると
頭痛や吐き気は少しずつ無くなってきました。
約1ヶ月ほどの入院で、ほぼ痛みも吐き気も無くなり退院することができました。


けれども、血圧は低いままでした。自分での血圧のコントーロルがうまくいかないと、
また、似たような症状が出るかもしれないと言われました。
何が原因でそうなったのかは、後から気が付きました。ある抗生物質の使い過ぎのようです。

この症状になる前に、風邪をひいて喉が痛くなってきていたので、
抗生物質を1週間飲み続けていたのを思い出したのです。
ただし、これがきっかけかどうかは解りません。


今も、低い血圧には悩まされます。
血圧が一過性に低くなりすぎで、ブラックアウトをしてしまうのです。
意識はあっても、周りの景色が遠くなってしまうので、
立っている事が出来なくなることがあります。

座って、頭を低くしていると大丈夫ですが。
一応、どんな場面でそうなるかが解っているので、対処できるように
また血圧が低くなる状態にならないように気をつけて生活しています。



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